とても大事な自律神経と呼吸についてのお話です

(1)自律神経について
私たちの体の中の内臓や体温、呼吸といった機能は、自律神経によって管理されています。
自律神経は交換神経と副交感神経の2つに分けられ、それぞれ以下のような作用があります。
【交換神経】 【副交感神経】
(心臓 心拍数増加 心拍数減少
(胃腸) 弛緩、排泄中止 活動、排泄
(眠り) 浅い 深い
(2)呼吸と精神
深いゆったりとした呼吸(主に腹式呼吸)をしているときは、副交感神経が優位になります。
副交感神経は休息の神経ですから、心と体はリラックスした状態になります。
反対に浅くせかせかした呼吸(胸式呼吸)のときは、交感神経が優位になります。
リラックスできる呼吸法
そんな時は、意識的に深くゆったりとした呼吸(腹式呼吸)を心がけると、自律神経が交感神経優位から副交感神経優位になり、良い睡眠をとることができます。